月山と蔵王山と山寺とタガマヤ村

山形市や山形盆地からは月山と蔵王山がはっきりと見えます。


月山  標高1,984m


蔵王山  標高1,841m


昔から月山や蔵王は山岳信仰の山として崇拝されてきました。


月山は出羽三山の一つとして有名な観光地となっています。


出羽三山


出羽三山案内図


出羽三山の山伏


羽黒山の五重塔



蔵王はスキー場や樹氷や温泉で観光地として有名です


蔵王の樹氷


蔵王のお釜


蔵王温泉


蔵王スキー場



月山と蔵王山を直線で結んで見ました。

2つのちょうど真ん中には何があるでしょうか?

タガマヤ村座敷わらし

なぜ山形県のシンボルの山である月山と蔵王山の2つの中間の距離の所に座敷わらしが住んでいるのか?




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山形で一番の観光地である山寺立石寺








山形盆地の東の山に位置している山寺立石寺。

この山寺立石寺から道をまっすぐ西の方向に進みます。

どこにも曲がらず真っすぐに進みます。

ずーっと一本道です。

すると西の山にぶつかります。

ここにあるのがタガマヤ村座敷わらし



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なぜタガマヤ村座敷わらしの場所はここにあるのか?

なぜ座敷わらしはこの地に住むようになったのか?


その理由はこちら↓




出羽三山を「西のおやま」、蔵王山を「東のおやま」と称し厚い信仰を集めていた。

月山を中心とした出羽三山や蔵王山はその昔は女人禁制の修験の山として女性は参拝することができなかった。

月山や蔵王山の両方の山を眺め拝むことができる、2つの山の中間に位置する高台、老若男女だれでも参拝できる低い山などの理由でタガマヤ村裏山一帯は栄え、参拝客が絶えなかったと伝えられている。

タガマヤ村の裏山にあった今では廃村になった岩谷地区。

その昔は青森の恐山のイタコ(霊能者)と同じような神聖な場所であった。

イタコは山形ではオナカマと呼ばれ岩谷地区はオナカマ(霊能者)の総本山があり修行の場であった。

ここでは死んだ人の魂をオナカマ(霊能者)の身体に降ろす「口寄せ」が行われていた。

そして幼くして亡くなった子供の魂が山のふもとのお屋敷に住み着いたのである。


また岩谷地区の真東の方角に山寺立石寺が建立された。

緯度と高度が全く同じで真西と真東の関係にある。

西の岩谷、東の山寺と呼ばれ大いに栄えた。

誰もが登ることが許された庶民の山であった。

栄枯盛衰。岩谷地区は廃村となった。

しかし今でも山寺立石寺とタガマヤ村は一本の道で結ばれている。


これがタガマヤ村の座敷わらしが月山と蔵王山のちょうど真ん中にあり山寺立石寺の真西にある理由である。